コースシミュレーター 場内・路上とも実車での運転練習の前に徹底的なコースシミュレーションをしておくのが合格への近道

練習にせよ試験にせよ、実車に乗るのはシミュレーションで操作と所作をイメージできてから。結果論、それが近道

サンデードライバーの私でも仮免技能試験を1回目から完走できたのは、事前に徹底的に机上シミュレーションをしてから試験に挑んだからだと思います(3回落ちましたが…)。そのシミュレーション内容をeラーニング形式でスライドやマップに出来る限り詳細にまとめましたので、これから公認の自動車学校には通わずに一発試験に挑まれる方や、既にチャレンジしているけどなかなか最後まで完走できないという方は、是非ともこの視覚的なシミュレーションにトライしてみてください。

練習にせよ試験にせよ、実車に乗るのはシミュレーションで操作と所作を完全にイメージできてから。結果論、それが時間的にも金銭的にもゴールへの近道になるんじゃないかなと思いますし、私が比較的少ない不合格回数で免許をゲットできた理由もそこにあったと感じています。

技能試験は運転技術云々以前に、いかに道路交通法とその施行法を理解して実践できているかが試される。大切なのは、走り込みよりも安全で円滑な運転に対する意識の徹底的なセルフトレーニング

自分自身の二俣川一発試験チャレンジを振り返ってみて思うことは、試験場のコース開放で実車練習した時間(2コマ計100分)よりも、写真を使ったイメージトレーニングや5点確認・3点確認の動作練習を椅子に座って「エア運転」していた時間のほうがよっぽど多かったなということです。笑われると思いますが、道路を歩いていて左へ曲がるときも巻き込み防止の3点確認をしれっとやってましたし、周りに人がいなければ青信号に変わったら5点確認と左右首振り確認をやってから横断歩道を渡ってました(笑) そのぐらい、私は実車とは離れたところで一発試験に必要とされる操作や所作のイメージトレーニングをしていました。

「どんなに運転が上手くても試験場の技能試験は超半端ない」と言われますが、普通仮免許、普通一種免許の技能試験では、「切り返しなし・据え切りなし1回で路肩から10cmに縦列駐車する」ですとか、「バックでスラロームを走行する」ですとか、素人に無茶言うなよというレベルの操作技術は要求されません。

では何がそんなに難しいのかと言えば、それは道路交通法とその施行法の原理原則に則って運転しなければならないという点にあって、それを厳格に審査される試験が試験場での一発技能試験なのです。

車両感覚や道路感覚を身に付けるには実車での練習が必要ですが、試験場のコース開放で実車を借りて指導を受けながら練習するには小1時間で¥8,600の費用が必要となります。それが安いのか高いのかは人それぞれの考え方ですが、一つ確かなのは、道路交通法とその施行法で定められている操作や所作のイメージトレーニングは、別に実車に乗らずとも今日からでもすぐにできるわけです。

運転免許の一発試験には色々なアプローチ方法がありますが、私のようにサンデードライバーでとりわけ運転は上手ではない、でも免許再取得にダラダラと時間をかけたくないという方は、是非ともこの「エア運転」、あ、いや、「セルフトレーニング」にチャレンジしてみてください。道路交通法とその施行法に則った操作や所作を覚えてしまえば、あとは練習であれ試験であれ実車での運転操作に集中するだけです。

このコースシミュレーターが、皆さんの運転免許取得に向けたセルフトレーニングの一部としてお役に立つことを心から願っています。